challenge86の日記

挑戦あるのみ

私の鼻アレルギーその1

私は小学校5年生から花粉症に悩まされてきました。一時は治ったようにみえましたが、また再発しています。成人になって一体、何のアレルギーに反応しているのかを検査してみました。なぜなら、スギ花粉の2〜3月のシーズンを過ぎても、くしゃみや鼻水が止まらないからです。そのため、検査結果を下記に示したいと思います。また、これから本格的に治療をはじめていくので、症状と費用についても残していきたいと思います。

 

特異的lgE(Viewアレルギー39)検査報告書  
 アレルゲン名 クラス Index値
ヤケヒョウニダニ[ダニ] 3 1.91
ハウスダスト2[室内塵] 3 2.23
ネコ皮屑[動物]  1 0.37
イヌ皮屑[動物]  0 0.26以下
カモガヤ[イネ科花粉]  2 0.66
オオワダガエリ[イネ科花粉]  2 0.68
ブタクサ[雑草花粉] 2 0.84
ヨモギ[雑草花粉]  0 0.26以下
スギ[樹木花粉]  3 4.58
ヒノキ[樹木花粉]  2 1.69
ハンノキ(属)[樹木花粉]  0 0.26以下
ラカンバ(属)[樹木花粉]  0 0.26以下
ガ[昆虫]  0 0.26以下
ゴキブリ[昆虫]  0 0.26以下
カンジダ[真菌・カビ]  0 0.26以下
アルテルナリア[真菌・カビ]  0 0.26以下
アスペルギルス[真菌・カビ] 0 0.26以下
マラセチア(属)[真菌・カビ]  2 1.50 
ラテックス[職業性] 0 0.26以下
卵白[食物] 0 0.26以下
オボムコイド[食物] 0 0.26以下
ミルク(牛乳)[食物] 0 0.26以下
大豆[食物] 0 0.26以下
ピーナッツ[食物] 0 0.26以下
小麦[食物] 0 0.26以下
そば[食物] 0 0.26以下
米[食物] 0 0.26以下
豚肉[食物] 0 0.26以下
鶏肉[食物] 0 0.26以下
牛肉[食物] 0 0.26以下
マグロ[食物] 0 0.26以下
鮭[食物] 0 0.26以下
鯖[食物] 0 0.26以下
エビ[食物] 0 0.26以下
カニ[食物] 0 0.26以下
バナナ[食物] 0 0.26以下
キウイ[食物] 0 0.26以下
りんご[食物] 0 0.26以下
ゴマ[食物] 0 0.26以下

特異的lgE(Viewアレルギー39)判定基準範囲

 Index値が0.26以下であれば陰性でそれ以上であれば陽性です。基準範囲は170IU/mL以下だったのですが、これが何を意味するのかちょっとわかりません。

上記の検査は一週間程度の時間がかかります。費用は5,000円でした。

 私自身、ショックを隠し切れなかったのは、なんとなくスギ、ヒノキは陽性だとわかっていましたがそれ以外のアレルゲンにも反応していたことです。ヤケヒョウニダニなんて聞いたこともありませんから。これを機会に反応したアレルゲンについて調べていこうかと思います。

ヤケヒョウニダニ[ダニ]

 生態・形態ともにコナヒョウヒダニに似ていますが、本種の方がやや小型です。非常に微小なダニであるため、ヒトの目で確認することは困難です。 
 動物のフケやアカ、カビを食べ、メスは1日に1~3個、生涯で約50個の卵を産みます。卵は6日ほどで孵化し、幼虫になり、その後、第1ステージから第3ステージを経て、成虫になります。その間20日ほどを要し、成虫の寿命は10日ほどです。  分布と
 コナヒョウヒダニと共に、室内塵に最も普遍的に見られるダニです。 
 寝具やカーペットなど、フケやアカの溜まりやすい素材の表面や、ヒトの出入りの多い場所からよく検出されますが、動物の体表、巣、ヒトの皮膚、体内からも発見されています。コナヒョウヒダニよりも若干高い湿度を好みます。 被害  刺咬性のダニではないため、ヒトやペットを刺すことはありませんが、コナヒョウヒダニと共に、生体・死体・フンなどがアレルギー性皮膚炎や呼吸器アレルギー疾患の原因の一つとされ、9~11月に多く被害が出ています。 
 また、ヤケヒョウヒダニが多くなると、捕食者である、ヒトを刺すツメダニの発生を助長してしまうため、注意が必要です。 畳や絨毯に発生した場合、乾燥させて叩き(畳は表面、絨毯は裏面から)、その後、表面を掃除機がけし、ダニや糞を除去します。車のシート部分も同じ方法で駆除が可能です。 
 布団や毛布、ぬいぐるみの場合も、日当たりのよい場所に頻繁に干し、叩いた後、表面を掃除機がけします。また、丸洗いも効果的です。シーツや衣類は、水洗いで高い効果が得られます。主に1月~5月の期間です。 

ハウスダスト2[室内塵]

 家の中のチリ・ホコリの中でも、特に1mm以下の目に見えにくいサイズのものを「ハウスダスト」といいます。 ハウスダストには以下のようなものが含まれます。 

  • ダニの死骸・フン 
  • 花粉 
  • カビ 
  • 細菌 
  • 繊維クズ 
  • 人間の毛髪・皮膚片 
  • ペットの毛・皮膚片 
  • タバコの煙・排気ガス 

 ハウスダストは非常に軽く、人の活動によって空中に舞い上がります。これが呼吸によって体内に入り込むためアレルギーの症状があらわれます。

ネコ皮屑[動物]

  ネコの皮屑に対するアレルギー疾患の可能性を検査します。

※皮屑とは、フケ(分泌物・表皮細胞)、垢の事です。

カモガヤ[イネ科花粉]

  耐寒性が強く、葉は群生して幅広く、高さは1m前後に伸びる。花期は5-7月で、花粉が飛ぶため、スギのシーズン後に起こる花粉症の原因としても知られる。

オオワダガエリ[イネ科花粉]

 やわらかな多年草。ごく短い地下茎があり、多数の茎を束状に出します。草丈は50-100cmで、基部はやや斜めに出ます。葉身は線形で長さ20-50cm、幅は3-9mm、扁平で緑から灰緑色、ざらつくが毛はありません。花序は茎の先端に生じて、棒状に直立し、長さ6-15cmで幅は7-9mm、その表面には多数の小穂が密生します。小穂にはごく短い柄があります。小穂は先が広がった三角形で扁平、両端から短い芒が出ます。これは同型の第1,第2包穎にあたり、芒の出る背面の中肋は緑でそれ以外は膜質で色が薄いです。その内部には小花を一つだけ含みます。カモガヤなどの他のイネ科植物と共に、花粉症の原因となります。

ブタクサ[雑草花粉]

 雄雌同株の風媒体、高さは30-120cm、開花時期は7-9月頃です。雄花は、約2-3mmの黄色い小花が複数集まった房が細長く連なり、その下に雌花が数個咲きます。葉は細く切れ込みます。同属のオオブタクサ は草丈がブタクサより高く、300cmにも達します。また、葉は掌状で3-5裂の切れ込みがあり、葉の形がクワに似ていることから、クワモドキとも呼ばれます。花粉症の原因として知られます。日本国内ではスギやヒノキの花粉症が問題視される以前、1960年代後半からアレルゲンとして注目されてきました。秋の花粉症では代表的なアレルゲンであり、アメリカでは全人口の5-15%がブタクサ花粉症との統計があります。外来生物法によって要注意外来生物に指定されています。

スギ[樹木花粉]

 広範囲で植栽視されたスギは春先の開花期に雄花に大量の花粉を付けます。雄花からの花粉は風媒されるため開花時期には大量に空気中を漂い花粉症を引き起こす市民を多く出しています。このため花粉量の少ないスギ品種の探索と育成はスギの育種の大きな課題の一つになっています。

ヒノキ[樹木花粉]

 スギ花粉の大きさはおよそ30マイクロメートルから40マイクロメートルで、これは太陽虫よりも少し小さい程度です。形状は楕円形で先端が少し突出した紡績型で、イメージとしてはドラゴンクエストシリーズのスライムに近いです。花粉の周囲は殻に包まれ、殻には微小な突起が見られます。 スギは風媒花であり、スギ花粉は風に乗って遠距離を飛散します。その飛距離は数十キロメートル以上、ときには300km以上も離れた場所から飛んできます。花粉は一日の平均温度が10度くらいになると飛散を開始し、とくに2月下旬から3月にかけてが飛散量が多く、ピーク時のスギ山では俗に「花粉雲」と呼ばれ、大量のスギ花粉が飛んで一面に黄色い霧がかかったような状態になります。

マラセチア(属)[真菌・カビ]

  マラセチアは、ヒトを含む恒温動物の皮膚に常在する酵母です。通常は皮膚の正常フローラの中の寄生菌として存在していますが、しばしば皮膚疾患を引き起こすことが言われています。マラセチアの大きな特徴は、脂質を要求することであり、この理由から脂質好性酵母とも呼ばれているほどです。 マラセチアはヒトの白癬、皮膚カンジダ症に次いで発生率の高い皮膚真菌症として知られる「癜風」の起因菌であり、またマラセチア毛包炎、マラセチア間擦疹、脂漏性皮膚炎やフケ症の発症に関与することが知られています。さらに、長期にわたる中心静脈栄養、とくに脂質を含む高栄養輸液を受けている易感染患者(新生児患者)で深在性真菌症を引き起こすことが明らかになっています。さらに、アトピー性皮膚炎の増悪因子としても注目されるにいたりました。
マラセチアは、発育に脂質を必要とするというユニークな栄養要求性をもち、本菌の培養には通常の培地(サブローブドウ糖寒天培地やポテトブドウ糖寒天培地)にオリーブ油を重層した培地を用いていました。しかしながら、オリーブ油重層では目的菌の単離が難しいため、弊社では脂質成分をエマルジョンとして培地中に含ませた「クロモアガーマラセチア/カンジダ」をご提案しております。平板培地となったことにより、テープ法にも応用可能となり、非常に分離しやすいです。

なんとくなくですが、私の鼻炎の原因がわかった気がしました。アレルギー症状に長年苦しんでいましたが、耳鼻科に通院しつつ、自分でも対策を考えるようにします。改善できるようにがんばります。